トタテグモ科のキシノウエトタテグモを狩るハチです。
ヒラカタベッコウ(Aporus japonicus)という名をネットでみつけました。
トタテグモは、地面に巣穴を掘って住み、入り口に扉を作ります。
「トタテ」とは「戸立て」のことです。竪穴式住居です。
ハチが戸をこじ開けようとすると、なかから押さえていて入れてくれません。
ハチは再び訪れ、奇襲に成功、クモの巣穴に入り込みました。
数分後に出てきました。クモと格闘して麻酔、産卵に成功したのでしょう。
トタテグモの住居を、そのまま自巣にしてしまいます。
巣穴を木くずや泥粒でカムフラージュして「任務完了」です。